布基礎ベタ基礎独立基礎基礎のひび割れ土台通し柱・管柱梁・桁母屋・棟木筋交い火打ちホールダウン金物在来工法(木造軸組工法)2×4工法(枠組壁工法)鉄骨造(S造)RC造(鉄筋コンクリート造)プレハブ住宅床下床下換気口基礎パッキン床束・束石大引き野縁小屋裏(天井裏)小屋組グラスウール発泡ウレタン断熱スタイロフォーム気密シート透湿防水シート胴縁開口部まぐさ・窓台鴨居・敷居上がり框式台蹴込み・踏面ささら桁手すり玄関ポーチ庇下屋ベランダ・バルコニー・テラスパイプスペース(PS)点検口専有部分・共用部分スラブ二重床・直床界壁耐火建築物・準耐火建築物防火地域・準防火地域延焼ライン建ぺい率・容積率建築面積・延床面積坪・畳・㎡の換算尺・寸・間モジュール(910mm)下げ振り不同沈下建物の傾き蟻道耐震診断耐震補強既存不適格リノベーション増築・改築・減築間取り変更二世帯住宅化バリアフリー改修断熱改修長期優良住宅ホームインスペクション(住宅診断)水平器(レベル)雨仕舞
- 布基礎ぬのきそ
- 建物の壁の下に沿って、逆T字形のコンクリートを帯状に通した基礎です。日本の木造住宅で長く使われてきた形式で、床下の地面は土のままか、薄いコンクリートを打つことが多いです。床下の湿気対策や点検のしやすさが、後の修理に関わってきます。関連:大工工事
- ベタ基礎べたきそ
- 建物の下の面全体を、鉄筋入りのコンクリートの板で覆う基礎です。建物の重さを面で受けるため沈みにくく、地面からの湿気やシロアリも上がりにくいとされます。現在の木造住宅では主流の形式で、床下が全面コンクリートになっているのが目印です。関連:大工工事・害虫・害獣
- 独立基礎どくりつきそ
- 柱の一本一本の下だけに、四角いコンクリートの台を置く基礎です。住宅本体よりも、デッキやカーポート、物置、門柱などの外まわりでよく使われます。柱ごとに独立しているため、地面の状態によっては一部だけ沈むことがあります。関連:外構・エクステリア・大工工事
- 基礎のひび割れきそのひびわれ
- 基礎コンクリートの表面に入る割れのことです。幅0.3mm未満の細い割れ(ヘアクラック)は乾燥による表面的なものが多い一方、幅が広い、貫通している、段差があるといった割れは構造に関わることがあります。写真を撮り幅を測って、専門家に見てもらうのが目安です。関連:大工工事・外壁・塗装
- 土台どだい
- 基礎の上に横向きに載せて、柱を立てる根元となる木材です。地面に近く湿気を受けやすいため、ヒノキやヒバなど腐りにくい木や防腐処理した材が使われます。シロアリや雨水による腐食が起きやすい場所で、床下点検ではまずここを確認します。関連:大工工事・害虫・害獣
- 通し柱・管柱とおしばしら・くだばしら
- 通し柱は1階から2階まで一本でつながる柱で、建物の角などに配置されます。管柱は各階ごとに分かれている柱で、本数はこちらの方が多いです。間取り変更で柱を抜きたいとき、通し柱は動かせないことがほとんどで、管柱でも事前の確認が必要です。関連:大工工事
- 梁・桁はり・けた
- 柱の上に横向きに渡し、上からの重さを受ける太い木材です。建物の短い方向に渡すものを梁、長い方向に渡すものを桁と呼び分けます。天井を外して梁を見せる仕上げにする場合は、断熱や配線の処理を合わせて考える必要があります。関連:大工工事
- 母屋・棟木もや・むなぎ
- 屋根の骨組みで、屋根板を支える垂木の下に横向きに通す木材です。屋根の一番高い位置に通すものが棟木、その下に段々と並ぶものが母屋です。雨漏りが長く続くとこれらの木が腐ることがあり、屋根裏の点検で状態を確認できます。関連:屋根・雨漏り・大工工事
- 筋交いすじかい
- 柱と柱の間に斜めに入れる木材で、地震や強風で建物が横に変形するのを防ぎます。壁の中に隠れているため外からは見えませんが、耐震性を左右する重要な部材です。リフォームで壁を抜く際に切ってしまうと耐震性が落ちるため、事前の確認が欠かせません。関連:大工工事
- 火打ちひうち
- 床や天井の骨組みの角に、斜めに入れる短い補強材です。上から見たときの四角形が菱形に歪むのを防ぐ役割があり、木材のほか鉄製の金物もあります。天井裏や床下の点検で見えることがあり、耐震診断でも確認項目の一つになっています。関連:大工工事
- ホールダウン金物ほーるだうんかなもの
- 柱が基礎から引き抜かれないよう、柱と基礎を直接つなぐ金属の部品です。地震で建物が揺れたときに柱が浮き上がるのを防ぎます。2000年の基準改正以降の木造住宅では設置が一般的になり、それ以前の建物では耐震補強で後付けすることがあります。関連:大工工事
- 在来工法(木造軸組工法)ざいらいこうほう
- 柱と梁を組んで骨組みを作る、日本で最も一般的な木造住宅の建て方です。柱の位置さえ守れば壁を自由に配置しやすく、間取り変更や増築に対応しやすいのが特徴です。国内の職人の多くがこの工法に慣れているため、修理を頼みやすい面もあります。関連:大工工事
- 2×4工法(枠組壁工法)つーばいふぉーこうほう
- 規格の角材と板を組んだ「面」で建物を支える工法です。北米生まれで、壁全体で力を受けるため地震や風に強く、気密性も高めやすいとされます。反面、壁そのものが構造なので、壁を抜く間取り変更や窓の追加には制約が多くなります。関連:大工工事
- 鉄骨造(S造)てっこつぞう
- 柱や梁に鉄の部材を使った建物です。厚さ6mm未満の鋼材を使う軽量鉄骨は住宅メーカーの戸建てに多く、それより厚い重量鉄骨はビルや店舗に使われます。木造と内装の下地や固定方法が異なるため、職人に構造を伝えておくと話が早いです。関連:大工工事・内装・クロス
- RC造(鉄筋コンクリート造)あーるしーぞう
- 鉄筋を組み、コンクリートを流し込んで作る建物で、マンションや一部の戸建てに使われます。耐火性や遮音性が高い一方、壁に穴をあける、配管を通すといった作業に手間がかかります。コンクリートの壁は動かせないため、リフォームでは間取りの自由度が限られます。関連:大工工事・内装・クロス
- プレハブ住宅ぷれはぶじゅうたく
- 柱や壁などの部材を工場で作り、現場で組み立てる住宅の総称です。鉄骨系、木質系、コンクリート系があり、大手住宅メーカーの戸建ての多くがこれにあたります。部材がメーカー独自の規格であることが多く、修理や増築はそのメーカーに確認が必要な場合があります。関連:大工工事
- 床下ゆかした
- 1階の床と地面の間の空間で、木造住宅では高さ30〜45cm程度が目安です。給排水の配管が通り、土台や束の状態、湿気やシロアリの有無を確認できる場所です。点検口から入って調べるため、点検口の位置を把握しておくと修理の際に役立ちます。関連:大工工事・害虫・害獣・水漏れ・つまり
- 床下換気口ゆかしたかんきこう
- 基礎の側面に等間隔で開けられた、床下に空気を通すための開口です。網や格子がついており、湿気を逃がして木材の腐りやカビを防ぎます。物や植木鉢で塞がれていたり、網が破れて小動物が入り込んだりしていないか、外まわりの点検で確認しておくと安心です。関連:大工工事・害虫・害獣
- 基礎パッキンきそぱっきん
- 基礎と土台の間に挟む、樹脂製の薄い部品です。基礎の全周にすき間を作って床下に空気を通すため、換気口を開ける必要がなくなります。土台がコンクリートの湿気に直接触れなくなる利点があり、2000年頃以降の住宅で広く使われています。関連:大工工事
- 床束・束石ゆかづか・つかいし
- 床束は1階の床を下から支える短い柱で、束石はその足元に置く石やコンクリートの台です。木製のほか、高さを調整できる鋼製やプラスチック製の束もあります。床がふわふわする、傾いているといった症状は、束の緩みや沈みが原因のことがあります。関連:大工工事・床・フローリング
- 大引きおおびき
- 1階の床の骨組みのうち、床束の上に横向きに渡す太めの木材です。この上に根太を直角に並べ、さらに床板を張ります。床下の湿気で腐ったり、シロアリに食われたりすると床が沈む原因になるため、床の張り替え時に状態を確認します。関連:大工工事・床・フローリング
- 野縁のぶち
- 天井の板を張るための細い木材や軽量鉄骨の下地で、天井裏に格子状に組まれています。上から吊り木で吊り、天井板やボードをビスで留めます。天井の照明を増やしたり重い物を吊るしたりするときは、野縁の位置を探して固定する必要があります。関連:大工工事・内装・クロス・照明・コンセント
- 小屋裏(天井裏)こやうら
- 最上階の天井と屋根の間の空間です。屋根の骨組みや断熱材、配線が通っており、雨漏りの跡や小動物の侵入を確認できる場所でもあります。天井の点検口や押入れの天井板から入ることが多く、収納に使う場合は床の補強や断熱の処理が必要です。関連:屋根・雨漏り・大工工事・害虫・害獣
- 小屋組こやぐみ
- 屋根を支える骨組み全体のことです。日本の在来工法では、梁の上に束を立てて母屋を載せる和小屋が一般的で、三角形に組むトラス形式もあります。屋根の葺き替えや太陽光パネルの設置では、この骨組みが重さに耐えられるかの確認が大切です。関連:屋根・雨漏り・大工工事
- グラスウールぐらすうーる
- ガラスを細い繊維にして綿状にした断熱材で、壁や天井に最も広く使われています。価格が手頃で燃えにくい一方、湿気を含むと縮んで性能が落ち、施工のすき間から効果が下がりやすい素材です。古い家では袋入りのものがずり落ちていることもあり、点検で状態がわかります。関連:大工工事・内装・クロス
- 発泡ウレタン断熱はっぽううれたんだんねつ
- 液体の材料を壁や屋根の裏に吹き付け、泡状に膨らませて固める断熱材です。すき間なく密着するため気密性が高く、複雑な形の場所にも施工できます。専用の機械と技術が必要で、工事費はグラスウールより高くなるのが目安です。関連:大工工事
- スタイロフォームすたいろふぉーむ
- 板状の発泡プラスチック断熱材(押出法ポリスチレンフォーム)の代表的な商品名です。水に強く、床下や基礎の外側、土間の下など湿気のある場所に向いています。薄い青色の板を見かけたら、この種類の断熱材と考えてよいでしょう。関連:大工工事・床・フローリング
- 気密シートきみつしーと
- 室内側の壁や天井の内側に張る、空気や湿気を通さないフィルムです。暖かい室内の湿気が壁の中に入って結露するのを防ぎ、すき間風も減らします。断熱材と組み合わせて使い、破れやテープの剥がれがあると効果が落ちます。関連:大工工事
- 透湿防水シートとうしつぼうすいしーと
- 外壁の下地に張る、雨水は通さないが湿気は外に逃がすシートです。外壁材のすき間から入った雨水を防ぎつつ、壁の中の湿気を外に出す役割があります。外壁の張り替えや雨漏り修理の際にこのシートの状態も確認され、破れや施工不良が雨漏りの原因になることがあります。関連:外壁・塗装・屋根・雨漏り・大工工事
- 胴縁どうぶち
- 外壁材や内壁のボードを固定するために、柱の外側や内側に横または縦に打ちつける細い木材です。外壁では、透湿防水シートの上に打つことで、外壁材との間に空気の通り道を作る役割も兼ねます。外壁に物を取り付けるときにビスが効く位置でもあります。関連:外壁・塗装・大工工事
- 開口部かいこうぶ
- 壁や屋根に開けられた、窓やドア、換気口などの穴の部分をまとめて指す言葉です。建物の中で最も熱が出入りしやすく、防犯や雨漏りにも関わる場所です。窓の交換や新設は、周りの下地の補強と防水処理をセットで考える必要があります。関連:網戸・サッシ・ドア・建具・ガラス
- まぐさ・窓台まぐさ・まどだい
- 窓やドアの開口部の上に渡す横木がまぐさ、窓の下に渡す横木が窓台です。開口部の上の重さを左右の柱に流し、窓枠を取り付ける下地にもなります。窓を大きくしたり位置を変えたりする工事では、これらを作り直す必要があります。関連:大工工事・網戸・サッシ
- 鴨居・敷居かもい・しきい
- 和室の引き戸や襖の上にある溝つきの横木が鴨居、下にあるのが敷居です。戸がこの溝に沿って動くため、溝のすり減りや反りがあると開け閉めが重くなります。敷居の段差をなくす工事はバリアフリー改修の定番で、テープ状の滑り材で応急処置もできます。関連:ドア・建具・大工工事
- 上がり框あがりかまち
- 玄関の土間と床の段差の縁に取り付ける、横長の化粧材です。靴を脱いで上がる場所のため傷みやすく、幅木や床材と色を合わせて作られます。段差が高い場合は、式台を置いたり手すりを付けたりして上り下りしやすくします。関連:大工工事・床・フローリング
- 式台しきだい
- 玄関の上がり框の段差が高いときに、土間との間に置く一段低い板や台です。段を二つに分けることで足を上げる高さが減り、高齢の方でも上がりやすくなります。造り付けのものと置き型のものがあり、後から設置できるバリアフリー改修の一つです。関連:大工工事・棚・造作
- 蹴込み・踏面けこみ・ふみづら
- 踏面は階段で足を載せる板の奥行き、蹴込みは段と段の間の垂直の部分です。踏面が狭い、段の高さがそろっていないといった階段は転倒しやすく、リフォームで見直す対象になります。建築基準法では住宅の踏面は15cm以上、段の高さは23cm以下が目安です。関連:大工工事・床・フローリング
- ささら桁ささらげた
- 階段の踏み板を両側または片側から支える、斜めに渡した板や桁です。踏み板を上に載せる形式や、側面に差し込む形式があります。階段がきしむ、踏み板がぐらつくといった症状は、ささら桁との固定が緩んでいることが原因の場合があります。関連:大工工事
- 手すりてすり
- 階段や廊下、トイレ、浴室などに取り付ける、体を支えるための棒状の部材です。壁の中の下地(柱や間柱)にしっかり固定する必要があり、石膏ボードだけでは抜けてしまいます。介護保険の住宅改修の対象になる工事で、高さは床から75〜85cm程度が目安です。関連:大工工事・棚・造作・浴室・ユニットバス
- 玄関ポーチげんかんぽーち
- 玄関ドアの外側にある、屋根付きの出入りスペースです。タイルやコンクリートで仕上げられ、雨の日の傘の開閉や荷物の受け渡しの場になります。タイルの浮きや割れ、段差の補修、滑り止めや手すりの設置などの相談が多い場所です。関連:外構・エクステリア・大工工事
- 庇ひさし
- 窓や玄関の上に取り付けた、小さな屋根です。雨が直接窓やドアにかかるのを防ぎ、日差しを遮る役割もあります。外壁との取り合い部分から雨水が入りやすく、古い庇のさびや塗装の剥がれ、外壁とのすき間の補修が定期的に必要になります。関連:屋根・雨漏り・外壁・塗装・大工工事
- 下屋げや
- 2階建ての建物で、1階部分だけに掛かる屋根のことです。1階の部屋が2階より外に張り出している場合にでき、本体の屋根より低い位置にあります。2階の外壁と下屋の屋根がぶつかる部分は雨漏りが起きやすく、点検の要注意箇所です。関連:屋根・雨漏り・外壁・塗装
- ベランダ・バルコニー・テラスべらんだ・ばるこにー・てらす
- 建物から外に張り出した屋外スペースの呼び名で、屋根があるものをベランダ、屋根がないものをバルコニー、1階の地面に接した床をテラスと呼び分けるのが一般的です。ベランダやバルコニーの床は防水層で守られており、10〜15年程度を目安に点検や補修が必要になります。関連:防水・外構・エクステリア
- パイプスペース(PS)ぱいぷすぺーす
- マンションで、給水や排水、ガスの配管を縦に通すための専用のスペースです。図面では「PS」と書かれ、玄関脇やトイレ、キッチンの近くの壁の中にあります。マンションの共用部分にあたる場合が多く、勝手に開けたり移動したりできません。関連:排水管・下水・給湯器・ガス配管
- 点検口てんけんこう
- 天井や床、壁に設けられた、内部を確認するための開閉できる小さな扉です。床下点検口はキッチンや洗面所の床、天井点検口は押入れやユニットバスの天井にあることが多いです。ない場合は45cm角程度のものを新設でき、費用は数万円程度が目安です。関連:大工工事・内装・クロス・床・フローリング
- 専有部分・共用部分せんゆうぶぶん・きょうようぶぶん
- マンションで、住戸の内側で所有者が自由にリフォームできる範囲が専有部分、それ以外の廊下や外壁、構造体、配管の縦管などが共用部分です。窓サッシや玄関ドアは共用部分にあたることが多く、勝手に交換できません。工事の前に管理規約と管理組合への届け出を確認します。関連:内装・クロス・網戸・サッシ・ドア・建具
- スラブすらぶ
- 鉄筋コンクリート造の建物で、床や天井になっているコンクリートの板のことです。マンションでは上下の住戸を隔てる構造体で、厚さは20cm前後が目安です。穴をあける、削るといった作業は原則できず、床の配管や配線はスラブの上の空間を使って通します。関連:床・フローリング・内装・クロス
- 二重床・直床にじゅうゆか・じかゆか
- 二重床はスラブの上に脚を立てて床を組む方式で、下の空間に配管や配線を通せます。直床はスラブに直接床材を張る方式で、天井を高く取れる一方、配管の移動がしにくくなります。マンションでキッチンや浴室の位置を変えたいときは、どちらかで可否が大きく変わります。関連:床・フローリング・キッチン・排水管・下水
- 界壁かいへき
- 長屋やアパート、マンションで隣の住戸との間を仕切る壁です。火事の延焼と音の伝わりを防ぐため、天井裏まで届く構造と防火の性能が求められています。天井裏で界壁が途切れているケースが施工不良として問題になったことがあり、点検や改修の対象です。関連:内装・クロス・大工工事
- 耐火建築物・準耐火建築物たいかけんちくぶつ・じゅんたいかけんちくぶつ
- 火災に対する建物の性能を示す区分で、耐火建築物は一定時間燃え落ちない構造、準耐火建築物はそれに次ぐ性能を持つ建物です。地域や規模によってどちらかが義務づけられ、外壁や屋根、窓に使える材料が決まります。増改築やサッシ交換では、この区分に合った製品を選ぶ必要があります。関連:外壁・塗装・網戸・サッシ・大工工事
- 防火地域・準防火地域ぼうかちいき・じゅんぼうかちいき
- 市街地で火災の広がりを防ぐために、自治体が指定する地域区分です。この地域に建つ家は、屋根や外壁、窓などに燃えにくい材料を使うことが求められます。物置やカーポートの設置、窓の交換でも制限がかかることがあり、自治体の都市計画図で確認できます。関連:外構・エクステリア・網戸・サッシ・外壁・塗装
- 延焼ラインえんしょうらいん
- 隣の建物が燃えたときに火が移るおそれがある範囲で、道路の中心線や隣地との境界から1階は3m、2階以上は5m以内が目安です。この範囲にある窓やドア、外壁には防火性能のある製品を使う決まりがあります。窓を増やしたり大きくしたりする際に、この範囲に入っているか確認が必要です。関連:網戸・サッシ・ドア・建具・外壁・塗装
- 建ぺい率・容積率けんぺいりつ・ようせきりつ
- 建ぺい率は敷地の面積に対して建物を上から見た面積が占める割合、容積率は敷地の面積に対する各階の床面積の合計の割合です。地域ごとに上限が決まっており、増築や物置、カーポートの設置で上限を超えると違反になります。上限は自治体の都市計画図で確認できます。関連:外構・エクステリア・大工工事
- 建築面積・延床面積けんちくめんせき・のべゆかめんせき
- 建築面積は建物を真上から見たときの外周の面積で、延床面積は各階の床面積を合計した数字です。建ぺい率と容積率の計算にそれぞれ使われ、リフォームの見積もりでも坪単価に延床面積を掛ける形で使われます。ベランダや軒の出は、条件によって含む場合と含まない場合があります。関連:大工工事
- 坪・畳・㎡の換算つぼ・じょう・へいべいのかんさん
- 1坪は約3.3㎡で、畳2枚分にあたります。畳1枚は地域や種類で大きさが違い、およそ1.5〜1.8㎡が目安です。工事の見積もりでは、床や壁は㎡、建物の広さは坪で示されることが多いため、換算の目安を知っておくと比較しやすくなります。関連:内装・クロス・床・フローリング
- 尺・寸・間しゃく・すん・けん
- 日本の建築で今も使われる長さの単位で、1尺は約30.3cm、1寸はその10分の1の約3cm、1間は6尺の約1.82mです。「3尺の廊下」「一間の押入れ」のように職人との会話に出てきます。畳の寸法や柱の間隔がこの単位を基準にしているため、材料の規格にも残っています。関連:大工工事・棚・造作
- モジュール(910mm)もじゅーる
- 住宅を設計するときの基準になる寸法で、日本の木造住宅では柱の中心から中心までを910mm(3尺)とするのが一般的です。ボードや合板、畳などの材料もこの寸法を基に作られています。1000mmを基準にする住宅メーカーもあり、その場合は廊下や階段の幅が広くなります。関連:大工工事・内装・クロス
- 下げ振りさげふり
- 糸の先におもりを付けて垂らし、柱や壁が垂直かどうかを確かめる道具です。重力でまっすぐ下がるため電池も調整も要らず、大工が柱を建てるときや傾きを調べるときに使います。建物の傾き診断では、これやレーザーで柱の垂直を測ります。関連:大工工事
- 不同沈下ふどうちんか
- 建物の下の地盤が場所によって違う量で沈み、建物全体が傾いたり歪んだりする現象です。基礎の斜めのひび割れ、ドアや窓が開けにくい、床の傾きなどが兆候です。地盤の弱い土地や盛り土をした土地で起きやすく、補修には地盤の調査と基礎を持ち上げる工事が必要で、費用は数百万円規模が目安です。関連:大工工事・外構・エクステリア
- 建物の傾きたてもののかたむき
- 床や柱が水平・垂直からずれている状態です。1000分の6(1mで6mm)を超える傾きは、国の基準で構造上の問題の可能性が高いとされる目安です。めまいや頭痛の原因になることもあり、原因が地盤なのか、束の緩みのような部分的なものなのかで対処が変わります。関連:大工工事・床・フローリング
- 蟻道ぎどう
- シロアリが土と排泄物で作る、細い土のトンネルです。基礎の表面や束石、配管に沿って地面から木材へと伸びていて、幅は1cm程度が目安です。床下や基礎の外側でこの筋を見つけたら、すでに侵入が進んでいる可能性が高いため、早めに点検を頼みます。関連:害虫・害獣・大工工事
- 耐震診断たいしんしんだん
- 建物が地震にどの程度耐えられるかを調べる調査です。1981年5月以前の基準で建てられた木造住宅が主な対象で、壁の量や配置、劣化の状態などから評点を出します。多くの自治体で費用の補助があり、自己負担が無料〜数万円になる場合が目安です。関連:大工工事
- 耐震補強たいしんほきょう
- 耐震診断の結果をもとに、建物の地震への強さを高める工事です。壁に筋交いや合板を追加する、柱と土台を金物でつなぐ、基礎を補強する、屋根を軽くするなどの方法があります。費用は木造住宅で100〜200万円程度が目安とされ、自治体の補助が使えることが多いです。関連:大工工事・屋根・雨漏り
- 既存不適格きぞんふてきかく
- 建てた当時の法律には合っていたが、その後の法改正で現在の基準に合わなくなった建物のことです。違法建築ではなく、そのまま住み続けることはできます。ただし増築や大規模な改修をする際には現在の基準に合わせる必要が出て、工事の範囲や費用が変わることがあります。関連:大工工事
- リノベーションりのべーしょん
- 既存の建物に大がかりな工事を行い、間取りや性能を新築時以上に作り替えることを指す言葉です。傷んだ箇所を元に戻すリフォームに対し、住まい方そのものを変える工事に使われることが多いですが、明確な線引きはありません。見積もりでは、工事の範囲を図面で確認すると誤解が減ります。関連:大工工事・内装・クロス
- 増築・改築・減築ぞうちく・かいちく・げんちく
- 増築は床面積を増やす工事、改築は同じ規模で作り直す工事、減築は床面積を減らす工事です。増築は10㎡を超えると建築確認が必要になるのが目安で、建ぺい率や容積率の制限も受けます。減築は使わない2階を減らして維持費を抑える目的で選ばれることがあります。関連:大工工事・解体・撤去
- 間取り変更まどりへんこう
- 壁を取り払って部屋をつなげたり、逆に仕切りを追加したりする工事です。木造の在来工法では抜ける壁と抜けない壁があり、筋交いの入った壁や柱は基本的に動かせません。2×4やマンションではさらに制約が増えるため、まず構造を確認してから計画を立てます。関連:大工工事・内装・クロス・解体・撤去
- 二世帯住宅化にせたいじゅうたくか
- 親と子の世帯が同じ建物で暮らせるよう、玄関やキッチン、浴室を増やしたり分けたりする改修です。完全に分ける型と一部を共用する型があり、水回りを増やす場合は給排水や電気容量の見直しが必要です。自治体の補助や税の軽減が受けられる場合があり、条件を事前に確認します。関連:大工工事・キッチン・浴室・ユニットバス・電気工事
- バリアフリー改修ばりあふりーかいしゅう
- 段差の解消、手すりの設置、引き戸への交換、滑りにくい床への張り替えなど、高齢者や体の不自由な方が暮らしやすくする工事です。要介護認定を受けていれば、介護保険の住宅改修費として上限20万円までの工事に補助が出るのが目安です。自治体独自の助成があることもあります。関連:大工工事・ドア・建具・床・フローリング
- 断熱改修だんねつかいしゅう
- 壁や天井、床に断熱材を入れる、窓を断熱性の高いものに替えるなどして、家の暑さ寒さを和らげる工事です。窓の交換や内窓の設置は比較的短期間ででき、効果も出やすい方法です。国や自治体の補助制度が毎年のように用意されており、工事前の申請が条件になることが多いです。関連:大工工事・網戸・サッシ・内装・クロス
- 長期優良住宅ちょうきゆうりょうじゅうたく
- 長く快適に住み続けられるよう、耐震性や断熱性、点検のしやすさなどの基準を満たし、国の制度で認定を受けた住宅です。認定を受けると税の軽減やローンの優遇が受けられる一方、定期的な点検と記録の保存が求められます。既存住宅の改修でも認定を受けられる制度があります。関連:大工工事
- ホームインスペクション(住宅診断)ほーむいんすぺくしょん
- 住宅の専門家が屋根や外壁、床下、天井裏などを目視で調べ、劣化の状況や修理が必要な箇所を報告する診断です。中古住宅の売買や大きなリフォームの前に依頼されることが多く、費用は5〜10万円程度が目安です。工事を請ける業者とは別の第三者に頼むと、公平な判断が得やすくなります。関連:大工工事・屋根・雨漏り・外壁・塗装
- 水平器(レベル)すいへいき
- 床や棚、窓枠などが水平か垂直かを確かめる道具です。気泡の位置で傾きを読む昔ながらのものと、赤や緑の光の線を出すレーザー式があります。床の傾きはビー玉が転がるかどうかで簡易に判断することもありますが、正確には水平器で測ります。関連:大工工事・床・フローリング
- 雨仕舞あまじまい
- 雨水が建物の中に入らないよう、屋根や壁のつなぎ目に水の流れる道を作る考え方と、その工夫全体を指す言葉です。防水材で塞ぐのではなく、水が自然に外へ流れるよう部材を重ねる順番や勾配が重視されます。雨漏りの多くは、この重ね方が崩れた場所から起きています。関連:屋根・雨漏り・外壁・塗装・防水
ほかの分野
82語頼み方・見積り・契約職人に頼むとき、見積書や工事の話に出てくる言葉。65語法律・制度・保険・トラブル知っていると損をしない決まりと、困ったときの窓口。93語水道・給排水水漏れ・つまり・蛇口・トイレ・配管の言葉。73語給湯・ガス給湯器・コンロ・ガス配管の言葉。84語電気・照明・通信分電盤・コンセント・配線の言葉。63語エアコン・空調・換気取付・移設・クリーニングの言葉。109語内装・床・建具・窓クロス・フローリング・ドア・サッシの言葉。93語屋根・外壁・外構雨漏り・塗装・防水・塀の言葉。103語鍵・ガラス・清掃・害虫・解体・庭そのほかの職種の言葉。72語材料・道具・単位・現場の言葉見積書や現場で出てくる材料・道具・単位・数え方。
全910語の索引は用語集に、資格の要否は資格が必要な工事の一覧にまとめています。