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資格が必要な住まいの工事、一覧

「この工事、資格のない人に頼んで大丈夫か」。31職種を、法律で資格や登録が必須/作業の範囲によって要る一部/法定の資格が不要、の三つに分けました。

必須 法律で資格・登録が要る 一部 作業の範囲によって要る 不要 法律で決まった資格はない(任意の技能検定はある)

水道

職種資格要る資格・登録根拠どの作業に
水漏れ・つまり一部指定給水装置工事事業者水道法パッキン交換・つまり除去は不要。給水管を切って直す工事は水道局の指定工事店
トイレ・便器一部指定給水装置工事事業者/電気工事士水道法/電気工事士法便座・タンク部品の交換は不要。給水管の接続は指定工事店、コンセント新設は電気工事士
給湯器必須液化石油ガス設備士(LP)/ガス会社の指定工事店(都市ガス)/電気工事士(200V)液化石油ガス法/ガス事業法/電気工事士法ガス接続は無資格では違法。給水側は指定給水装置工事事業者
蛇口・水栓一部指定給水装置工事事業者水道法蛇口の交換は不要。壁の中の給水管を動かす場合は指定工事店
排水管・下水一部排水設備指定工事店(排水設備工事責任技術者)下水道法・各自治体条例つまり除去・高圧洗浄は不要。下水道への接続工事は自治体の指定工事店
ポンプ・受水槽一部建築物飲料水貯水槽清掃業(登録)/電気工事士水道法・建築物衛生法/電気工事士法10m³超の受水槽の清掃は登録業者。ポンプの配線は電気工事士

電気

職種資格要る資格・登録根拠どの作業に
電気工事必須電気工事士(第二種以上)電気工事士法コンセント増設・配線・分電盤はすべて必須。無資格工事に罰則
エアコン一部電気工事士電気工事士法取付そのものは不要。専用回路・コンセント新設は電気工事士。フロン回収は業務用機器で第一種フロン類充填回収業者
照明・コンセント一部電気工事士電気工事士法引掛シーリングへの照明取付は不要。直結の器具・スイッチ・コンセントの交換増設は電気工事士
アンテナ・通信不要コンセントを伴う場合のみ電気工事士。屋根上作業の安全と保険加入を確認

ガス

職種資格要る資格・登録根拠どの作業に
ガス機器・コンロ必須ガス可とう管接続工事監督者(都市ガス)/液化石油ガス設備士(LP)ガス事業法/液化石油ガス法ビルトインコンロ・ガス栓の接続は資格者。据置コンロのゴム管接続は本人でも可
ガス配管必須ガス会社の指定工事店(都市ガス)/液化石油ガス設備士(LP)ガス事業法/液化石油ガス法内管工事・配管の新設移設はすべて資格者・登録工事店

リフォーム

職種資格要る資格・登録根拠どの作業に
浴室・ユニットバス一部指定給水装置工事事業者/電気工事士水道法/電気工事士法解体・組立は不要。給水給湯の接続と暖房乾燥機の配線は資格者
キッチン一部指定給水装置工事事業者/電気工事士/ガスの資格者水道法/電気工事士法/ガス事業法組立は不要。給排水・IHの専用回路・ガス接続はそれぞれ資格者
洗面・洗濯まわり一部指定給水装置工事事業者/電気工事士水道法/電気工事士法洗面台・水栓の取り替えは不要。給排水管の工事とコンセント増設は資格者
内装・クロス不要壁装技能士・内装仕上げ施工技能士は任意の国家検定
床・フローリング不要法定資格なし

大工・建具

職種資格要る資格・登録根拠どの作業に
大工工事一部建築士(構造に関わる場合)/建設業許可(500万円以上)建築基準法/建設業法手仕事に資格は不要。耐力壁の変更は建築士の判断、増築は確認申請
ドア・建具不要法定資格なし
網戸・サッシ不要法定資格なし
棚・造作不要法定資格なし。手すりは介護保険の住宅改修の対象

外まわり

職種資格要る資格・登録根拠どの作業に
屋根・雨漏り一部足場の組立て等作業主任者(足場を組む場合)労働安全衛生法屋根工事そのものに法定資格なし。かわらぶき技能士・建築板金技能士は任意
外壁・塗装一部足場の組立て等作業主任者(足場を組む場合)労働安全衛生法塗装に法定資格なし。塗装技能士は任意
防水不要防水施工技能士は任意の国家検定
外構・エクステリア不要ブロック塀は建築基準法の高さ・控え壁の基準に従う

そのほか

職種資格要る資格・登録根拠どの作業に
不要鍵師は民間資格。開錠時は本人確認が必要
ガラス不要ガラス施工技能士は任意
ハウスクリーニング不要ハウスクリーニング技能士は任意の国家検定
害虫・害獣一部自治体の捕獲許可(鳥獣)鳥獣保護管理法害虫駆除は不要。ハクビシン・イタチ等の捕獲は自治体の許可
解体・撤去必須解体工事業登録(500万円未満)/建設業許可(500万円以上)/一般廃棄物収集運搬業許可(家財の運搬)建設リサイクル法/建設業法/廃棄物処理法無登録の解体、無許可の不用品回収は違法
造園・庭不要チェーンソー作業は特別教育。造園技能士は任意

※2026年9月時点の制度にもとづきます。自治体の条例で追加の決まりがある場合があります。当サイトは資格の有無を確認する立場になく、掲載職人の資格はご本人の申告です。

よくあるご質問

資格のない人に頼むと、どうなりますか。
電気工事・ガス工事・給水管の工事・解体は法律で資格や登録が決まっていて、無資格の工事には工事をした側に罰則があります。それ以上に、火災・ガス漏れ・漏水など事故の危険があり、事故のとき火災保険が下りないこともあります。頼む側が罰せられることは通常ありませんが、被害を受けるのは頼んだ側です。
資格は見せてもらえますか。
電気工事士・液化石油ガス設備士は免状(カード)があり、提示を頼めば見せてもらえます。指定給水装置工事事業者は水道局のホームページの一覧で確かめられます。まともな職人は嫌がりません。
「技能士」と「資格が必要」はどう違いますか。
塗装技能士・かわらぶき技能士・内装仕上げ施工技能士などの「技能士」は、腕前を国が検定した任意の資格で、持っていなくても工事はできます。一方、電気工事士や液化石油ガス設備士は「持っていないと工事をしてはいけない」資格です。表の「必須」「一部」はこの後者だけを指しています。

言葉の意味は用語集に、職種ごとの費用や確かめることは各職種のページにまとめています。